・自分で作るサーモン丼(サーモン酒蒸し、卵、アボカド、海苔、「そこもの」、キムチ、おぼろ昆布、食べるラー油)
・高野豆腐、きのこ麩、「そこもの」のみそ汁
・サラダ
本日のイチオシ食材は「そこもの」。隠岐にお住まいの方からいただきました。
「…そこものは2月〜3月、水中に生えるのり、はば、かやもを混ぜたものです。採取は素手で岩に生えている海藻をもぎとる。かいそうについている石、砂を海水で洗い落とし一枚一枚丁寧に茸のすだれに張り付けて仕上げます。…」
これは隠岐の名産なんでしょうね。「長尾田海岸」に生える海藻だそうです。
袋に書いてある通り、ちぎってみそ汁に入れて、そして色が緑色に変わる程度にさっとあぶってご飯にかけて、いただいてみました。なんとまあ、すばらしい磯の香り。「野性的」とでも言えそうなパワーがあります。こんな海苔は今まで食べたことがありません。
この香り、昔海水浴で遊んだ浜辺を思い出します。あの夏の日の思い出をそのまま食卓に運んできたような感じです。
…あ、「そこもの」は2月〜3月の海藻、なんでしたね。
さて、本日の夕食を経て「そこもの」は残り4枚。食べてしまうのが惜しい気持ちがして食卓に頻繁に出すのがはばかられますが、この新鮮な香りは早く食べないと失われてしまいそうだし、どうしたらいいのでしょうか。
…「生きる」ということはすなわち、「悩みがつきない」、ということなんですね。