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2010年4月3日土曜日

蛸会 by カイ

新聞部、今後の活動計画、などの話し合いも終わり、そろそろトキさんの持ってきてくれた蛸煎餅をいただきながら俳句会始めましょうか、という頃、友人の1人から電話がありました。漁師の友から捕れたて新鮮なをもらったのでいらないか、と。彼女はその後車をとばし、30分で届けに来てくれました。

急遽句会が蛸会に。蛸にならい柔軟です。

巨大蛸2杯。3歳の娘さんより重いとacupofteaさん。


海の民末裔acupofteaさんがさばいていく蛸達を見守ります。


茹蛸切り。

「今してるからね。」
で忙しいから、ちょっと待って。」
「この終わったら、そっち行くね。」
「なんか手ががゆくなってきた。」
「この皿がな感じかな。」
     などなど、多分今まで生きてきて初めて口にしたであろう
     蛸言葉があちらこちらで聞かれます。

tintinさん蛸検索して、蛸がいかにヘルシーであるかを読み上げてくれました。脂肪分や糖質が少なく高タンパク、ビタミンEや亜鉛やアミノ酸も豊富でとても体に良い。そして「タウリン」の多さでは魚介類中トップ5入り。この「タウリン」、血中コレステロール値を下げ、血圧、動脈硬化などの生活習慣病予防に効果があり、肝臓の解毒作用を強化することで、腸内細菌の異常繁殖を防いでくれるそうです。いいぞ、蛸!

刺身蛸、茹蛸(ゆで汁に緑茶を入れると蛸色鮮やかになるという蛸知識)、蛸のカラッパッチョ仕立て、蛸の酢の物、蛸のグレープフルーツ合え、蛸と大根の煮物、蛸天ぷら、蛸とりどりのテーブルです。


作られる予定だった手作りピザにacupofteaさん持ち寄りの大人なワインブレッドも。ビールにワインもいただきます。


多分この日食べた蛸の量の方が今まで食べてきた蛸の総量より多かったのではないでしょうか。蛸な時を過ごしました。皆さん蛸さんありがとう。

2010年2月22日月曜日

雛祭り句会 by カイ

めっきり暖かくなった今日この頃、雛祭り句会がありました。

まずは子供達のアクティビティー。


団子を作ったり。


グレープジュースと抹茶で色をつけ三色団子。青大豆きな粉をまぶして。


しりとりをしたり、かるた取りをしたり。


その後、大人のアクティビティー。袋回し。袋に言葉を書き、その言葉を使った句を時間内に作れるだけ作って入れるというもの。そして合評。皆で好きな句に点を入れ、感想を言い合う。俳句の世界はもう春一色。

最後に持ち寄られた料理を堪能。キンピラゴボウ、豆腐と卵の蒸し料理、グリル鱈、焼きそば、ブロッコリー、トマトオリーブパン(イタリア在住のacupofteaさんのいとこが庭でとれたオリーブでつくったというオリーブ油をつけながら)、ビール、抹茶小豆アイスクリームなどなど。

ひな壇の前で女の子達がキャーキャーとかるた取りをする様子、とても雛祭りでした。大人も子供も楽しみました。ありがとうございました!

2010年2月21日日曜日

今週の俳句 by りん

春の雪カチューシャ並ぶ三姉妹 りん
遅き日や三角関数の不思議  りん
人形の首のやはしや春の雪  りん


2010年2月19日金曜日

今日の一句


歓声の上がる桜の木の下で てびち

2010年2月18日木曜日

今週の俳句 by カイ

氷湖より天へと上る光あり

異界へと続くハイウェイ冬の月

氷海をなぞりて遠き故郷かな

2010年1月27日水曜日

ちょっと前の俳句

カローラに布団干さるる日和かな


三寒四温どころかこのところずっと暖かい~
半そで半ズボンの小学生がいたぞ!
でもちょっと早すぎはしないか?
でも明日はひさびさの雨予報。お肌にいいかも。

2010年1月19日火曜日

女正月句会 by カイ

年末年始にかけ、大掃除、御節作り、接待にと忙しくしてきた女性達を労う行事、女正月。私自身はとりわけ忙しくした覚えはないのですが、女正月だけはありがたく祝わせていただきました。

着物で歳時記片手の俳人達。私はここが2010年のアラスカだということを忘れました。

年末年始、そして深まる冬の季語満載の句が続々と。

桃川Eさんとacupofteaさん手作りの濁酒でかんぱ~い!今年もよい年になります。生春巻き、高野豆腐、肉団子鍋、焼きビーフン、親子寿司、いなり寿司、酒粕ケーキ、などなどいただきました。


他にも、青々さんサプライズ誕生日祝いがあったり。


合唱団三姉の美声が聞けたりと盛りだくさん。


子供達も食を楽しんだり、星空の下スケートしたり。


男性達も美しい着物のご婦人達にお手製濁酒を振舞われ幸せなひと時。


楽しく貴い時間でした。

2010年1月6日水曜日

今週の短歌

一月の闇にひとりで立ちたれば胸の真中を砂の流るる  青々

重ねたる手の平の闇あたたかく光の核となりて広ごる 青々

2009年12月28日月曜日

今週の俳句集

カイ

咳一つ封筒に入れダブリンへ

acupoftea

餅搗くやラジコン低く旋回す

今週の一句

チョコレート齧るスケート靴のまま てびち

フェードアウトしようかとも思っていた息子2のアイスホッケー、、、、
冬でも外で野球ができる喜びでいっぱいの息子たちだけど特に息子2はアイスホッケーも好きなんだな。家から車で20分の所にリンクがあり体験に行ってきました。もうやるしかありません、、、
日本ではメジャーなスポーツではないけどこんなに近くにあって何かの縁かも。
めちゃめちゃ早い時間か、遅い時間に練習はあるけど頑張ると言っているのでまずはチャレンジ♪
子供の集中力ってすごい。

2009年12月20日日曜日

今週の俳句 by 青々

移民なり冬のバナナを分け合ふて  青々

今週は気温が下がっていますね。

2009年12月16日水曜日

今週の俳句集

カイ

つららより落つる光を手の平に

acupoftea

手のひらにかりかり落つる霧氷かな

2009年12月13日日曜日

今週の俳句 by 青々

虹色の影を引きつつ樹氷林

今週は樹氷が出ましたね♪

曇っているからそんなに寒くないし、過ごし易かったです。
毎週の俳句のコラムがあるから、作句のいい機会になっています。ありがとう。

2009年12月8日火曜日

今週の俳句集

カイ

咳の子を丸くさすりて日の終わり

acupoftea

遠浅をしばらく満たす冬茜


2009年6月4日木曜日

閑さや by 碧

松尾芭蕉が奥の細道の旅に出たのは1689年のことだ。山形県の立石寺に着いたのは旧暦5月27日、新暦なら7月13日の暑い盛り。

立石寺で蝉の声を聞き、こう詠んだ。
山寺や石にしみつく蝉の声

その後で推敲し、
さびしさの岩にしみ込む蝉の声

そして最終的にはこの形に纏めた。
閑さや岩にしみ入る蝉の声

だから、この句が完成した時はその場に居たのではなくて、後から振り返って、過去の風景の写生、または写生した風景を純化したものだ。

再案の「さびしさ」から最終案の「閑さ」に変わってゆく過程で、芭蕉の心に大きな飛躍があったのではないか。

「さびしさ」というのは、奥の細道のテーマではないかと思うが、また、生きることの無情、それは人間だけではなくて、草木、また鉱物にいたるまでの、いのちそのものの儚さから派生するものだ。芭蕉はこの旅に出たときから、漠然と、客死することを予感していたのかもしれない。

閑さや岩にしみ入る蝉の声

唸るばかりの蝉の声を聞き、その最中に静寂を感じている。岩も呼吸をし、蝉の声も一枚の有機的な生き物のように、お互いが感応しているのだ。芭蕉はそれを感じ、その中にいることで、直観的にインナーピースの心持ちに近づいてゆく。

Echhart Tolle は Gateways to Now の中に、「静寂」から、インナーピースに入ってゆくという道を示している。すべての音は静寂から始まり静寂に終わり、またすべての音の合間には静寂があり、そして、すべての音の底流(undercurrent)には静寂がある。

その静寂を聞き取るには注意深さが要求されるが、その行為そのものが、知覚を開いてゆく。目覚めた知覚で感応する世界は、過去でもなく未来でもなく、今そのもので、それはこの上もなく美しい。

芭蕉は、立石寺の蝉の声と岩の風景を、後日心の中に蘇らせながら、その唸るような蝉の声の底流にある「閑さ」を感得したのだ。「閑さ」のドアから入って行った芭蕉のインナーピースは、それはまた「今」から「普遍」への飛躍でもある。

2009年5月26日火曜日

今ここに立つや白夜の足の裏 by 碧

マインドフルネス・エクササイズをつれづれ連載。

内耳の底で、ひとつの時代が崩れゆく音を聞いている。

瓦礫の中に生まれているであろう胎動を感じるべく、感受性のひとすじひとすじに、煌めきを紡ぎだしてゆくことは、生存競争に他ならない。

今、ここに、繋がるものは何なのか。今、ここに、根を張るものは何なのか。今、ここに、生を愛おしむアクションを起したいと思う。