毎年この時期サイエンス・フェアがあります。各公立学校でのフェア、その後州全体でのフェア。自由参加の学校もありますが、長男と長女のクラスは必須。ここ2ヶ月ほど、子供達はサイエンス・プロジェクトに取り組んできました。
まずは何をしたいか決めます。
長女
1年生:塩と砂糖での結晶作り
2年生:生け花を長くきれいに保つ液体について(6種類の液体で実験)
3年目の今年は「彗星」について知りたいと。
長男
1年生:磁石の仕組み
2年生:電導性について
3年生:シートベルト有無の影響を、玩具の車にのせた卵の傷つき具合でみる
4年目の今年は「どのフルーツが一番燃えるか」から始め、結局「どんな家庭用品が燃えやすいか」というものになりました。
長女のプロジェクト・タイトル「彗星とドライアイス」
彗星の構成、太陽に近くなるにつれ中心部分のnucleusが昇華(sublimation)して尾ができ、尾は太陽風(solar wind)が吹く向きに流れる、流れ星自体は軌道に沿って動く、などを説明。
そしてドライアイスを湯に入れ息を吹きかけsolar windとnucleusの昇華を真似てみました。
長男のプロジェクト・タイトル「熱と燃料テスト」
火が燃えるための3要素「熱、燃料、酸素」の説明。熱に静電気とマッチの炎を用い、燃料に消毒液、ティーバッグ、コットン、エアーフレッシュナー、ガソリン、デオドランドなどの家庭用品を用い、比較しました。
こんな静電気を起こす装置を作りました。タッパーにさしたボルトとプラスティックのポールにヘアーワイヤーを絡め、毛糸の靴下でポールをこすり、静電気を発生させます。しかし、この静電気ではどの燃料も発火せず。
ガレージでマッチを用いて。それぞれの発火までの時間をはかります。意外なことにエアーフレッシュナーがガソリンに次ぎ発火しやすかったです。皆さんお気をつけ下さい。
リサーチや実験結果のまとめ作業。目的、仮説、材料、手順、結果、結論とまとめていきます。
完成!発表の仕方の練習も。本番では審査員の前で発表し、質疑応答があります。
終わった~。大変だけれど、親子共々今年もなかなか楽しみました。
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