・みそ汁
・にんじんスティック、塩麹とオリーブオイルのピンツィモーニ?
・自家製パン
毎年第4木曜日の感謝祭。6歳児がキンダーガーテンでプレイスマットを作ってきた。なかなかかわいいのです。学校で感謝祭について、いろいろ習ってきたらしい。
街にホリデームードが溢れる今日この頃。「サンクスギビング」の成り立ちは、「アメリカ」の成り立ちは、そして人口構成が一昔前とは大きく変わってきているこれからの「アメリカ」は…。
この時期は食べるもの、住む場所がない人たちへの寄付活動などが盛んに行われる。その一方で、「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」などを始めとして、安いから、ホリデーだから、何か買わないと…と、消費文化をひたすらあおる風潮に、アメリカ中が飲み込まれているようにも見える。ブラックフライデーに消費者がどれだけお金を使うかが、景気の動向を知る鍵になるとか。
最新の電子機器や家電製品などのモノが買えなくては幸せではない、というご時世の片隅で、本当に知られるべき、解決されるべき由々しき出来事がたくさん起こっていると思うのだが。
…とここまで書いた後で、先週120人以上が火事で亡くなったバングラデシュの工場でアメリカの大手スーパーブランドの下請けで衣類が縫製されていたことを知る。
確かに、Made in Bangradeshと書いたタグをよく見るように、バングラデシュは世界で一番賃金が安い国のひとつ。亡くなった人のほとんどは女性、時給20セント以下で、工場の環境も劣悪。数少ない生存者の話では、避難路が確保されていなかったとか、火災報知機がなってもミシンのところにいろと命令されたとか。
このアメリカの大手スーパーは被害者や遺族を助けるどころか、事故後この工場との関係を打ち切るという声明を発表したという。
あれが欲しい、これが欲しい。より多く。より安く…。この欲望。
自分もこの大きなシステムの一部なのだ、という自覚を新たにする。
グローバル化社会の問題は考え続けていくとして、家族の食卓は派手でなくても楽しく、おいしく、感謝の念とともに、と思っております。
ホリデーの夕食ブログ、楽しみに待ってました♪♪
返信削除相変わらず凝ったお料理ばかりで、とっても参考になります!!
で、私もacupofteaさんと同じような事をバングラディシュの火災の記事を読んで思ってました。
国力の大きな差があるとは言え、感謝祭に食べきれない程のご馳走を用意して、残ったら意図も簡単に処分してしまう国と、20¢以下の時給&劣悪環境で労働しなくてはならない国…。やりきれないですね。
この国のホスピタリティー精神や寄付活動には感心させられていましたが(概念の薄い国出身なので)、そんな精神は自国の身内に向けてでしかないのですかね~。
この大手スーパーの『ブラックフライデー』の盛り上がりの影に亡くなった方の無念さを感じます。
話はそれましたが、これからもクリスマスに向けてのacupoftea家の夕食が楽しみです。(映像をおかずに我が家の粗食をつまんでます。笑)
ヒロリンさん、コメントありがとう!この件、ヒロリンさんも同じようなことを考えていたんだな、と思ったら、何だかうれしかったよ。
返信削除アメリカでも100年ぐらい前は縫製工場がたくさんあって、ニューヨーク等でも移民の人たちが似たような環境で働いていたそうで、火事もあったと聞きました。今アメリカでこのような事故が起こったらもっとずっと大問題だけど、今回はそれほど大きなニュースにはなっていないよね。本当に無念ですね。
この奉仕精神にあふれ、豊かで、高度な技術を持ち、物質にあふれている国の力をもってしたら、国内外のかなりの問題が解決できるのではないかと思うので、希望を持っていきたいですね!