・蒸し芽キャベツとにんじん&赤味噌
・青梗菜のにんにくオイル風味
・サラダ
・ピエロギ
・ベビーボローニャハム
ギョウザのような小麦粉の皮にマッシュポテトを詰めたピエロギ。中身はある程度バラエティがあるようだが、基本的には炭水化物率のかなり高い食べ物だ。
私が12年ほど前に8ヶ月住んでいたカナダアルバータ州のスーパーの冷凍食品コーナーでよく売っていたピエロギ(あちらではピロギーと呼ばれていた)。その辺りに移民の多いウクライナの食べ物かと思いきや、もちろんウクライナでも食べられているが、もともとピエロギはポーランド語らしくて、ポーランドの代表的な料理なんだそうだ。ウクライナではヴァレーヌクと呼ぶらしく、ウクライナ人の中でこれをピエロギと呼ぶのは北米に移民した人たちだということだ(そういうのって、どうしてそうなったのか追求してみたくなるね)。肉が詰められているものはペリメニと呼ぶらしい。ピエロギ、あるいはそれに類する食べ物は、ポーランド以東のヨーロッパ一帯で食されている。
…ということがウィキペディアさんのおかげでわかった。100%正しいかどうかはわかりませんが。
今回久々に食したピエロギは、東欧食品の手作り(あるいは、特注?)らしく、カナダで見たものより小ぶりで皮がもちもち、原材料表示によると中身はじゃがいもだけのはずなのになぜかコクがあって(もしかするとベーコンかなにかの脂を混ぜているのかな?と推測)、何とも後を引く愛らしい食べ物なのである。
それにしても、ピエロギはラビオリにも似ているし、ギョウザにも似ているし、ゆでずに焼けばエンパナーダにも似ている。他にも世界中に似た食べ物がいろいろありそうだ。最近、大陸の端から端、あるいはそれよりも広範囲に渡る地域のつながりに関わる本を何冊か読んだこともあり、ピエロギは近頃私の琴線に触れる食べ物である。
あああ、今宵はピエロギたちが馬の背に乗って世界を旅する夢を見ながら眠りたい。
ぐり ぐら ぐり ぐら…
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