2011年7月21日木曜日

7月21日の夕食 by acupoftea


・スモークサーモンのクリームパスタ(ペンネ、にんにく、自家製スモークサーモン、ケール、ズッキーニ、Half & half、豆乳、パセリ、自家製イクラ)
・サラダ
・枝豆


久々に「イマココ煮」を訪れてみたら、2ヶ月前で時間が止まっていた。

はじめにお断りしておくが、今日はボヤキである。



最近仕事が忙しい。観光シーズンだから当たり前で、忙しくなかったらおまんまの食い上げだ。

この時期はいつも葛藤だ。

アラスカの夏は短いのだ…。今遊ばずして、いつ遊ぶのだ…。だから、焦ってしまうのだ。

別の葛藤もある。仕事が忙しいと、そして仕事が忙しいと思うと、気持ちにゆとりがなくなる。そこへ、4歳児登場だ。

朝のお出かけ準備をしない。夜の寝る前の準備をしない。いや、するのだけれど、常にハッパをかけられながら、永遠と思われる時間をかけてやるのだ。かくして私が怒り、4歳児が泣く、というドラマとなる。私の生活の仕事以外の部分の半分以上を、このドラマに費やしているような気がする。

私が家にいる間、私は、「やるべきことをやらない4歳児とのたたかい」に終始する。となれば、4歳児は、「怒ってばかりの母ちゃんとのたたかい」に終始しているということか。

それは、つまらんなあ…。

親の仕事が忙しいと、4歳児はいつもより長時間、幼稚園にいなければいけない。父ちゃんや母ちゃんと一緒に遊んでもらえないし、幼稚園以外のお友達と会う時間も作ってもらえないのだ。

それは、かわいそうやなあ…。

「自由時間」は私にとって貴重で重要であるのと同じように、4歳児にとっても貴重で重要な時間なのだ。「親の都合」で子供を振り回していることに、罪悪感を感じない日はない。



…などと、反省してみたりするのではあるが、結局「親の都合」でやっていくしかない部分はある、とも思っている。

要は、いかにして自分が、できるだけ満ち足りた気持ちで生きていくか、ということなのだと思うのだけど、それはなかなか簡単に答えを見つけ出せる問いであるはずもない。



我が家の夕食は毎日このような葛藤の中から生まれている、というのが、今日の話のキモなのである。念のため。